tyepr2’s blog

クルマやゲームのレビュー、日常等を中心に書いてます

後年になって評価されたシリーズ3作目

どもども、だんぼーるです

 

今回はゲームネタ

 

 

幻想水滸伝3です(・∀・)

 

幻想水滸伝シリーズは最初2にハマり

その後1→3→4→5とプレイしていますが

 

3は事前情報とかほとんど知らなかったですし

発売されてから暫くして購入したので

どんな作品になったんだろうな~って目で見ていました

 

プラットフォームがPS2に変わってキャラクターも3D化されたので

従来のドット絵から大分進化したんだろうなって

そんな期待はありましたね

 

 

 

主人公3人制

 

今作は主人公が3人います

 

カラヤ属の少年 ヒューゴ

ゼクセン騎士団長 クリス

辺境の傭兵団長 ゲド

 



ストーリーはこの3人を中心に進行していきます

(トーマス編コロク編というのもありますが

ほとんどサブ扱いなのでここでは省きます)

 

ゲームは選択制のオムニバス方式で

開始時点はそれぞれの視点で物語が進みますが

とある章を分岐して以降は3人のうちの誰かが主人公になるといった具合ですね

 

この主人公選択式はシリーズでも3だけ採用していますので

従来のプレイヤーからは違和感を感じた人が多かったかもしれません

逆を言えば3から入ったプレイヤーは新鮮な気持ちでプレイできると思います

 

グラフィックが綺麗

 

 

プラットフォームがPS2に移ったことで

キャラクターの表情が豊かになりました

 

ヒューゴ編の冒頭の草原を駆け抜けるシーンとか

あ~時代の進化だな~なんて眺めていました 笑

 

因みにですがオープニングのアニメもクオリティが高いです

 

 

とても20年以上前のゲームとは思えない!

 

 

バトルシステムがガラッと変わった

 

戦闘システムは最大6人パーティという点は変わってないんですが

前後2人組という概念ができてそれぞれ3つに分けるという形になっています

 

 

 

紋章やアイテムを使う場合は選択されなかったキャラは自動で通常攻撃

2人用の協力攻撃は組みになったキャラのみという方式

これによって若干自由度が下がってしまったのが残念と言えば残念

 

 

紋章ゲーからの脱却?

 

紋章は詠唱時間と詠唱キャンセルというものが追加され

容易に魔法が使えなくなりました

 

これらはスキル等で上げないと紋章を使うのにターンがかかったり

攻撃を受けた際に詠唱をキャンセルされてしまうので

パーティをきちんと考えた上で編成する必要性が出てきました

 

また火の紋章はパーティを巻き込んでしまう可能性もあるので

かなり使い辛くなりました…

 

一応スキルで回避できるようになりますが確実ではないですし

スキル枠を1つ使うことになるので余計使い辛さが目立ってしまうんですよね( ̄▽ ̄;)

 

1や2は紋章ゲーと言われるほど魔法が強力だったので

そのバランス取りとも言えますが

戦闘難易度が比較的上がってしまった印象です

 

 

スキルという概念ができた

 

連撃や移動力、魔法の威力を上げるといったスキルという新しいシステムが採用され

キャラ毎に自由にカスタムすることができます

 

 

キャラ毎に素質が異なるので

できるだけ高いものを選びたくなりますが

あえて変なスキルをつけてプレイするのもアリ 笑

 

 

キャラクターの性格づけ

 

前衛は攻撃的な前衛と守備型の前衛がいます

攻撃型の前衛は敵陣につっこんでいきますが

守備型は後衛を守るような動きをするといった形ですね

 

攻撃型はともかく守備型は魔法系のキャラをかばう際に有用です

只これ、編成画面に表示されないんですよね…

なので誰が攻撃型か守備型か一見するとわかりません

 

一応それっぽい見た目で判断はできるんですが

戦闘してみないとわからないので、そこはちょっと不親切だなって思いました

 

 

戦争でキャラのパラメータが影響するようになった

 

従来は固定で能力が決まっていましたが

今作ではきちんと装備やレベルを上げないと簡単にやられてしまいます

 

幸い戦争パートはそれほど頻繁にあるわけではないので

そこまで神経質にならなくてもいいんですけどね

 

 

ストーリーは2大勢力の衝突

 

基本的にクリス率いるゼクセンという大国と

ヒューゴ達が属するグラスランドという2つの勢力が中心の物語です

 

そこに傍観者的な立場のゲドと

他国からちょっかいをかけてくるハルモニアの小競り合いといった感じです

 

ハルモニアは前作でササライが端役でちょろっと出てきただけでしたので

謎が多かったんですが今作では大体的に登場してきたのでちょっと嬉しかったです

 

只、ハルモニアの問題ってシリーズ通して話が完結していないんですよね

もう開発陣も解散してしまいましたし難しいのかなぁ…

 

シナリオは前述の通り3人から選らんで進行していくんですが

ヒューゴ編とクリス編は微妙に繋がっていて

それぞれの視点から見る形になっています

 

これ、同じイベントを2回見ることになるので

あ~この場面か~また見たなぁって感じはありました

 

単独で動いているゲド編はそういった描写が少なかったので

私はゲド編が1番楽しめましたかね(*'▽')

何よりエースとジョーカーの絡みが楽しいw

 

筆者の独自解釈

 

継承者選択後はやや駆け足気味でしたが

3つの陣営それぞれの視点から見るという点で言えば新鮮でしたし

どういった思惑があったのかという第三者の視点から見ても

楽しめたのかなって思います

 

3は開発直前にシナリオディレクターの村山さんがコナミを退社してしまい

監督交代といったトラブルがあり内部では色々あったようです(本人曰く円満退社だったようですが)

 

それが従来からのシナリオの方向転換

システムの大幅な変更といった形で出たような感じもします

シリーズを通しても3だけ異質ですからねぇ…

 

今回はシステムについての解説を多くとってしまいましたが

それくらい3って変更点が多かったんですよね(^_^;)

特に戦闘システムに関しては別モノかってくらい変わりました

 

賛否あった今作ですが

後に色々考察されてシステムの複雑さも

やりごたえがあると一部では評価されているような気がします

 

そういった意味ではやればやるほど味が出る

スルメゲーといった感じはしますね

 

ではでは!