どもども、だんぼーるです
今回はクルマネタ
通称NCってやつですね
これ出た時、賛否ありましたよねぇ
ボディが3ナンバーになって
こんなのロードスターじゃない!って声が多かった記憶あります
当時のマツダは親会社であるフォードとの関係が深くて
排気量がアップしたのも北米からパワー不足だという声に応えたもの
私はロードスターにそれほど思い入れがあるわけではないので
あまり詳しくはないんですが
日本のロードスターファンってフィーリングを重視する方が多い印象です
パワーがあるクルマなら他にいくらでもありますからね
10年以上経った現在は評価が見直されつつあるように見えますが
それでもまだ拒否反応を示すファンが一部いるようで…
全てのユーザーを満足させるクルマ造りって難しいんですねぇ
さて、そんなNCロードスターですがベースとなったのはなんとRX8です
実はこのRX8も誕生する迄に一悶着あったんですよね
フォードが燃費の悪いロータリーなんて作ってられるかって
当初はRX8を出すことに反対していたんですが
マツダからどうしても作りたいっていう熱意に折れて
じゃあ4ドアなら許そうという条件付きで
例の観音開きドアが生まれたという経緯があります
当時のマツダってフォード色が強かったんですよね
開発陣はそうとう苦労したと思います(;^_^A
リアから見ても膨らんだフェンダーがRX8の面影を感じさせます
テールライトの形状は先代先々代を継承
ここはファンとして嬉しかったポイントじゃないでしょうか
エンジンはアテンザやアクセラに積まれたL型と同様のものですが
ロードスター用に改良されたものを縦型にして積んでいます
パワーはMTで170psと歴代で最もパワフルになりました
恒例の筑波タイムアタックでは1分7秒台を計測
これはよりパワーのあるRX8とコンマ3秒差で
先代に限っては4秒近く速くなりました
色々言われているNCですが
クルマとしての完成度は高いんですね
実は車重も先代比のRSと比べて20㎏程しか増えていません
開発者の貴島孝雄さんはグラム単位の軽量化にまで拘る方で
その徹底ぶりに驚かされます(@ ̄□ ̄@;)!!
ベースがRX8になったことを考えると
寧ろ軽量化されていると言えるんじゃないでしょうか
2006年にはロードスター初となる電動格納式ハードトップが登場
開閉時間は12秒でこれは当時世界最速と言われました
その分車重も増えましたがこの辺は好みかなと
私が乗るなら防犯上有利なハードトップを選びますね('ω')
2008年12月にはマイナーチェンジ
当時のマツダ顔とされる5角形グリルを採用
周囲からは笑い顔って言われていますが確かにそんな気も…笑
どうでもいいですが初代コペンも顔文字に似てません?
(゚∀゚)
ほんとどうでもいいなw
このMCではMTトランスミッションに改良が施された他
レブリミットを7000から7500回転に上げ
排気音を車内に響かせるインダクションサウンド等が装着され
かなりスポーツカー寄りになりました
RSのサスペンションにはビルシュタインを標準装備
スポーツモデルのRSはちょっと硬すぎるので
私なら標準のSかVSのATでゆったり乗ります(*´ω`*)
2014年には25周年記念車を25台限定で発売
ほ…欲しい(๑º﹃º๑)
さてそんなNCロードスターですが
意外と長寿で足掛け10年にあたる2015年に販売を終了
次期型のNDにバトンタッチします
NC型は賛否ありますが
先代に比べてボディがしっかりしましたし
いい意味でクルマらしいクルマになったなって印象です
先述の通り生まれた経緯がアレだったので
RX8が誕生してなかったらどうなっていたんでしょうね
その場合はアクセラとか?
どちらにしても3ナンバー化は逃れられなかった気もしますが…(^_^;)
ではでは~