誰かを助けるのに理由がいるかい?

 

どもども、だんぼーるです

 

今回はゲームネタ…

 

 

ファイナルファンタジー9です(・∀・)

 

PS1で発売されたFFシリーズとしては最終作となった今作

6から近未来やSF要素が強い作品が続いてましたが

9では5以前に近い従来のファンタジー路線に変わりました

 

原点回帰というテーマのもと

元々の作風であった中世ヨーロッパ的なのが特徴です

 

 

7と8がリアル路線だったので

この急な路線変更に戸惑った人も中にはいるんじゃないかなぁと思います

 

私も当初デフォルメされたキャラ達に暫く違和感が抜けませんでしたし

特に7から入ったファンは購入を見送る人も多かったらしいです

 

売上は前作の約370万本から280万本に減少

それでも歴代3位というのが恐ろしい

というより8がシリーズで1番売れたというのがびっくりです

結構クセの強い作品でしたからね…

 

 

意外と重いストーリー

 

パっと見まるで絵本のようなどこかのほほーんとした作風ですが

ストーリーは意外と考えさせられるものが多くなっています

 

序盤はガーネットとその周りを取り巻く争いが中心ですが

中盤から後半にかけてはビビとジタンの死生観を中心に描かれています

 

 

自分はどこから来たのか

どうやって生まれたのか

そしてどうやって生きていくのか

 

うーん、哲学的ですねぇ

 

RPGって悪いやつを倒す!とか

レベル上げて敵を蹴散らす!とか

もっとわかりやすいゲーム性の方がウケると思うんですよ

 

9はそれとは違ってシナリオ重視というか

考えさせられることが多くてどこか大人向けなんですよね

そんな難しい話、当時の中高生にわかるかい!って 笑

 

でも今になってプレイすると

ビビやジタンの気持ちがなんとなくわかるんですよね

個人的には後から評価されるようになった作品って感じがします

 

因みにタイトルは

ジタンがとあるシーンでとある人物に向けて言う台詞

これでジタンというキャラクターが一気に好きになりました(*´ω`*)

(もっと序盤に言ってくれたら感情移入できたのに)w

 

 

メディア関連では

 

コカ・コーラとのタイアップ

 

 

ペットボトルにおまけのフィギュアがついてきた他

ジタンがコカ・コーラのキャップを追いかけるCMが放送されてました

つ・な・が・るというキャッチが懐かしいですね~

コーラ繋がりでラスボスのペプシマンがネタにされることも 笑

 

 

攻略情報の自粛

 

プロデューサーである坂口さんの意向で

当初は雑誌メディアによる攻略情報が禁止されていました

 

これはユーザー同士で情報を共有して欲しい

という思いがあったからだそうです

 

これが攻略本衰退につながったかどうかはわかりませんが

現代のネット攻略が隆盛を極めている様を見ると

既に先を見据えていたのかもしれないですね